意識障害とは、ものごとを正しく理解することや、周囲の刺激に適切に反応できない状態です。
意識には清明度、広がり、質的がありますが、一般的にいわれる意識障害は清明度の低下をいいます。
意識障害の広がりの低下は、催眠や昏睡、失神などをいいます。
また質的な障害はせん妄やもうろうなどをいいます。
いずれの意識障害も、日常生活で起こりうることです。
意識に対する解明は、医学的にはなされていません。
哲学の分野ではさまざまな研究がされていますが、完全に解明できたとはいえない状態です。
意識障害を起こすメカニズムは、清明度と質的なものに対しての研究がすすんでいます。
昏睡などの意識障害からの覚醒には、脳幹が関係していることがわかっています。
脳幹には、あらゆる感覚刺激に対する入力があり、この部分が正常に機能することで、意識障害から覚醒すると考えられます。
また質的な意識障害は、大脳皮質全体に問題があるといわれています。
意識障害を起こす場合は、このどちらかか両方が障害されていると考えられます。
基本的に意識障害の人をみた場合は、脳幹、大脳皮質、全身性疾患の3つが関係していると思っていいでしょう。
すぐに覚醒する場合もありますが、だんだんに意識がはっきりしてきます。
